食品安全認証サービス(GFSI承認規格) 世界基準の農業認証
食品安全認証サービス(GFSI承認規格) 世界基準の農業認証
ドイツに本部を置く非営利団体FoodPLUSが運営する、世界中の農・畜・水産物を審査できる食品安全の総合的な適正農業規範(GAP)基準です。
Ver5.3版の青果物規格は食品安全の国際規格となるGFSI(Global Food Safety Initiative)指針文書とのベンチマークを受けた規格の一つとされ、今後、グローバルビジネスを進める上で注目される認証です。
なお現在テュフズードでは規格Ver5.2版での認証を提供しており、こちらはGFSI承認は受けておりません。詳細につきましてはお気軽にお問い合わせください。
GLOBALG.A.P.(グローバルギャップ)とは、ヨーロッパを中心に世界110カ国以上で実践されている世界基準の農業認証であり、農業生産・取り扱いにおける農産物の安全管理手法や労働安全、持続可能な農業を行なうための環境保全型農業実践のためのチェック項目が具体的に定められたものです。
認証登録件数は全世界で既に16万件を超えています。2019年8月1日からは、改訂版として第5.2版が施行され、GAP普及推進機構から日本語版も発行されました。 また近年では、輸入の際の条件として、GLOBALG.A.P.(グローバルギャップ)の認証取得を加える国が増えています。
農作物: 青果物・コンバイン作物(穀物など)・茶・花卉と
観賞用植物・種苗
水産養殖: 魚類・甲殻類・貝類
■ グループ認証/マルチサイト認証
(1) グループや複数農場を一括管理する事業者に対する認証
(2) 全体を管理する事務局の設置が必要
(3) グループ又は事業者に対して認証書が発行されます
(4) 認証の有効期限は1年間
■ 個別認証
(1) 個人生産者や一事業者に対する認証
(2) 生産者又は事業者に対して認証書が発行されます
(3) 認証の有効期限は1年間
GFSIは国内からも、イオンやローソン、アマゾンジャパン、ハウス食品、キリン、花王などが参画しています。GFSIに加盟する食品流通事業者は現在、仕入れ先を評価・選別するスキームとして、GFSIが承認した食品安全規格の認証を取得していることを参照したり、将来的にその認証取得を最低条件とする方向性を打ち出したりしています。
認証取得・維持するために、内部監査(グループ認証/マルチサイト認証)または自己評価(個別認証)の実施後、認証機関による外部審査をお受けいただきます。
取得までの流れ:
グループ認証およびマルチサイト認証で必要な審査 | ||
初年度 | 2年目以降 | |
自社 | 自己評価(年1回実施) |
自己評価(年1回実施) |
認証機関 | 認証審査(年1回訪問) |
更新審査( 年1回訪問) 10%抜打ち審査 (数年に1回実施) |
Food Plus |
CIPRO審査( 数年に1回実施) |
個別認証で必要な審査 | ||
初年度 | 2年目以降 | |
自社 | 自己評価(年1回実施) |
自己評価(年1回実施) |
認証機関 | 認証審査(年1回訪問) |
更新審査( 年1回訪問) 10%抜打ち審査 (数年に1回実施) |
Food Plus |
CIPRO審査( 数年に1回実施) |
GLOBALG.A.P.(グローバルギャップ)取得の際にかかる認証費用は、40万円程度と言われています。認証費用以外に、土壌や水質・農薬残留に関わる分析費用もかかります。
GLOBALG.A.P.(グローバルギャップ)取得は、認証費用の他にも様々な費用がかかるため、これらの費用が発生することがデメリットといえます。しかし、GLOBALG.A.P.(グローバルギャップ)取得に関しては、国や行政からの補助金を受けられる場合もあるので、そういった支援を活用することで費用を抑えることができます。
テュフズードはGLOBALG.A.P.(グローバルギャップ)審査で10年以上の経験を持つ認証機関の一つです。審査はすべて日本人の審査員で実施いたします。高いレベルの専門知識を有している審査員は、作物にかかわらず、安定かつ構造化された認証アプローチが適用され、審査アプローチが一貫していることを保証します。私たちの審査により、品質と安全性において高い実績を活用することができます。テュフズードは食品試験、検査、監査、認証において豊富な経験を持ち、食品業界のバリューチェーン全体で信頼されるブランドとして世界的に認められています。
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