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EU包装・包装廃棄物規則(PPWR)対応サービス

新たなEU包装規制への確実な対応をサポート

新たなEU包装規制への確実な対応をサポート

EU包装・包装廃棄物規則(PPWR)とは

EU包装・包装廃棄物規則(PPWR)は、欧州連合(EU)により2025年2月に発効した新たな包括規制であり、従来の包装・包装廃棄物指令に代わって、EU全域に直接適用されます。本規則は欧州グリーンディールの中核施策の一つとして、包装のライフサイクル全体を対象に、持続可能性の向上とサーキュラーエコノミーの実現を推進するものです。

この規則の中心にある考え方は以下の通りです:

  • 包装のライフサイクル全体(設計・製造・使用・廃棄・再利用)を規制対象とする
  • 包装廃棄物の削減と、循環型経済の強化
  • 包装材に含まれる有害物質(Substances of Concern)の抑制による消費者保護

参考:[ニュース]EU包装規則の標準化により、サステナビリティと循環型経済の新基準が確立(2025年2月4日、テュフズードジャパン)

 

EU包装・包装廃棄物規則(PPWR)対応サービスが必要な理由とは

EU包装・包装廃棄物規則(PPWR)は、EU域内で上市されるすべての包装および包装廃棄物を対象としています。つまり一部の適用外を除いて、素材や用途を問わず、あらゆる業界および関係事業者に影響を与えます。

またEU包装・包装廃棄物規則(PPWR)は、EU加盟国ごとの国内法ではなく、EU全域で直接適用される規則です。したがって、企業にはより明確かつ厳格な対応が求められます。

主な新要件は以下の通りです。これらの要件はすべて、EU市場で製品を販売・輸出する日本企業に直接関係します。

  • リサイクル可能な包装(Recyclability)
    2026年8月の適用開始以降、EU市場に投入される包装は原則としてリサイクル可能であることが求められる。また、2030年に向けて、適合基準や実効性に関する要件が段階的に強化される。
  • プラスチック包装における再生材含有率の義務化
    一定のプラスチック包装に対し、最低再生材含有率の基準が設定される。
  • 複合素材包装の分離可能性の確保
    異なる素材で構成される包装については、リサイクルを前提とした分離可能な設計が求められる。
  • 再使用(リユース)義務の導入
    主に飲料用途などを中心に、一定割合の再使用包装の導入が義務付けられる。
  • 特定の使い捨て包装の段階的禁止
    環境負荷の高い一部の使い捨て包装については、段階的に市場投入が禁止される。
  • 適合性評価およびEU適合宣言書(DoC)の作成
    製造業者は、包装が規制要求に適合していることを評価し、適合宣言書(Declaration of Conformity)を作成する義務を負う。

 

テュフズードのEU包装・包装廃棄物規則(PPWR)対応サービス

テュフズードは、ドイツに本社を置く第三者認証機関として、EU包装・包装廃棄物規則(PPWR)対応を包括的にサポートします。テュフズードジャパンはその日本法人として、本規則がもたらす長期的な変化をいち早く捉え、国内企業がEU市場での競争力を維持・強化できるよう専門的な支援を提供します。

規制の理解・適用整理

  • PPWRの要求事項の整理と適用範囲の明確化
  • 各経済事業者 Manufacturer(製造業者) / Producer(生産者)の役割整理
  • Delegated Actsを含む最新規制動向の解説
  • 規制適用スケジュールに基づく実行可能なアクションプランの策定

包装の評価・試験

  • リサイクル可能性評価
  • 再生材含有率の第三者検証
  • 有害物質(PFAS・重金属類等)試験

サステナビリティ対応の拡張

  • RecyClassなどの認証対応、テュフズード リサイクルコンテンツ認証
  • EUバッテリー規則、プロダクトカーボンフットプリント等との統合的対応
  • サプライチェーン全体での適合戦略支援

新しいEU包装規制を「リスク」ではなく「競争優位」へ。テュフズードは、企業のサステナビリティ移行を技術的に支援します。またテュフズードジャパンでは、本規則の概要や国内への影響などの情報を、ライブウェビナーやメールマガジンを通じて提供しています。専門家への個別相談も可能ですのでお気軽にお問い合わせください。

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EU包装・包装廃棄物規則(PPWR)に関するよくある質問(FAQ)

  • 1.PPWRにおけるProducerとManufacturerの違いとは?自社がどちらに属するのかを知りたい。

    PPWRでは、事業者の責任を明確にするため、役割ごとに義務が定義されています。特に重要なのが、Manufacturer(製造業者)とProducer(生産者)の違いです。

    ◆Manufacturer(製造業者)

    • 自社名または商標の下で包装または包装された製品を製造、または設計・上市する事業者

    主な義務:

    • PPWRの要求事項への適合を確保
    • 適合性評価の実施
    • 技術文書の作成および維持
    • EU適合宣言(Declaration of Conformity)の作成

    ◆Producer(生産者

    • EU市場に包装または包装製品を最初に上市する事業者(EPR制度上の責任主体)
    • EU域外企業(日本企業を含む)も該当

    主な義務:

    • 拡大生産者責任(EPR)制度への登録
    • 包装データの報告
    • 廃棄物管理に関する費用負担

    実際には、「日本で包装付き製品を製造 し、 EU向けに輸出・販売する企業」が、ManufacturerとProducerの両方の責任を負うケースが見られます。役割の誤認は、適合宣言不備やEPR未対応といった重大なリスクにつながるため、正確な整理が不可欠です。

  • 2.EU包装・包装廃棄物規則(PPWR)と委任法令(Delegated Acts)の関係や、規則が今後どう変わっていくのかを知りたい。

    EU包装・包装廃棄物規則(PPWR)では、規則本文に加えて、Delegated Acts(委任法令)によって技術的な詳細要件が今後段階的に規定されます。Delegated Actsで定められる主な内容には以下が含まれます。

    • リサイクル設計基準および評価方法
    • 再生材含有率の算定ルール
    • 包装ラベル・分別表示の技術仕様
    • 再使用・リユース目標の具体化
    • 特定包装カテゴリに対する例外措置

    EU包装・包装廃棄物規則(PPWR)は今後数年にわたり更新・追加されることが見込まれるため、企業には継続的な規制ウォッチと設計見直しが求められます。テュフズードジャパンは、こうした動向を踏まえ、メールマガジンやウェビナー、個別相談を通じた情報提供や、実務レベルでの影響評価を支援していきます。

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