電気通信産業品質マネジメントシステム認証
電気通信産業品質マネジメントシステム認証
TL9000は、電気通信産業向けの品質マネジメントシステム規格として、電子通信におけるハ-ド ウェア・ソフトウェア・サービスに関わるサプライチェーンにおける製品やサービスの品質向上をサポートする目的として誕生しました。
品質マネジメントシステムの国際規格ISO 9001を基本とした規格で、電気通信産業特有の要求事項に合わせて拡張されています。本規格は米国、カナダ及び英国の主要な通信サービスプロバイダーにより構成されているQuESTフォーラムによって1999年に、TL 9000ハンドブック初版が発行され、 当初の展開は北米中心でしたが、その後アジア、ヨーロッパにも広がっています。
規格の構成としては、「品質システム要求事項」と「測定法」の2つに大きく分類されています。
1. 品質システム要求事項
ハードウェア要求事項、ソフトウェア要求事項、サービス要求事項に対して共通に要求されるものと個別に要求される内容で構成されている。
2. 測定法
ハードウェア要求事項、ソフトウェア要求事項、サービス要求事項に対して共通に要求されるものと個別に要求される内容で構成されている。
品質パフォーマンスデータ(ハードウェア返品率、ソフトウェア欠陥率、サービス修理の成功率等)をQuESTフォーラム管理者に報告することが要求される。
国内・海外を問わず電気通信業界を代表する企業の取引先条件にはTL9000認証取得業者であることが推奨されています。
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