ブルーライトを含む製品が日常的に使用されるにつれ、健康的な側面での注目が集まってきています。ブルーライトを多く含む製品、例えばLEDバックライトLCDを搭載しているパーソナルコンピュータや外付けモニタ、スマートフォン、LCDテレビなどは、ブルーライトを低く抑えた低ブルーライトモードを搭載した製品も徐々に市場に投入されてきています。
低ブルーライトモードのディスプレイの例:
• スマートフォン
• タブレットPC
• ノートパソコン
• 外付けPCモニター
• 液晶テレビ
• LEDディスプレイ
認証マークは、自主試験・認証の枠組みの中で付与されるものであり、第三者機関であるテュフズードによって試験・認定されていることを証明します。テュフズードによる監査を受け、基準に適合する商品にのみ付与されます。
注:認証は現地市場の要件に基づいて付与が認められ、決定されます。
ブルーライト率は、製品のブルーライト含有量を評価する際の'相対的概念'です。太陽光のブルーライト率は25%前後であり、一般的なホワイトLEDライトのブルーライト率は35%前後です。低ブルーライトモード時のブルーライト率は、太陽光のブルーライト率よりも低くなり、ブルーライト率≦25%が最低要件です。ブルーライト率のグレードは試験結果に基づきます。
ブルーライト率(%)=青色光放射照度(400~500nm)/全放射照度(300~700nm)×100%
低ブルーライトモードとは、製造者によってブルーライト率を低減したディスプレイモードです。
長期使用(RG0)は、ディスプレイが200mmの試験距離でのIEC/EN62471試験に対して免除されたグループ製品として分類されることを意味します。
「長期使用」とは、予測される使用のアプリケーション特有の条件(視聴者に関連するリスク)を代表する最大露出期間で製品を評価できることを意味します。多くののディスプレイは意図的な長期間の視聴用に設計されており、想定される視聴時間は10,000秒(約2.8時間)を超える場合があります。継続的で無制限の使用であっても、光学的危険性が合理的に予測可能と見なされない場合は、免除グループ(RG0)の要件を満たす必要があります。
「型式試験」と記載した自主認証マークを製品/部品に発行します。この認証マークは、テュフズードプロダクトサービスという独立した第三者機関によって、製品/あるいは部品の技術的安全要求事項の適合について試験・認証されたことを示しています。認証基準は対象製品によって異なります。
製品の製造に関して定期的に注意深くモニタリングすることは、認証マークを含めた認証の基本的な前提条件になります。認証には、常に製品試験と定期的な工場検査が必要です。
テュフズードプロダクトサービスは、第三者認証機関として、製造業者が大量生産を通して要求事項に基づいて一貫した品質を維持できることを検証し、入荷品検査、原材料リスト、最終製品試験など必要な品質体制を検証します。
また、必要な測定機器・監視機器の校正が正しく行われる必要があります。監査及びモニタリングは、安全上重要な部品や材料の試験を対象とします。不正な変更が行われた場合証明書は無効となり、テュフズード認証マークは使用できなくなる可能性があります。
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