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新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大を受け、第三者認証機関による製品試験の形態についても、感染予防のための工夫が必要になっています。そのような中、リモートでの立会試験は、感染予防になる上にコストや時間、人的リソースの削減につながります。
そこで今回は、今後、主流になると考えられる第4の製品試験の形として、リモート立会試験の概要とメリットをご紹介します。
■第三者認証機関による製品試験の形態
第三者認証機関による製品試験は、主に次の3つの形態で行われてきました。
1.立会試験
依頼企業が試験所に赴き、試験に立会う。
2.出張試験(オンサイト試験)
試験エンジニアが依頼企業指定の場所に赴き、試験を実施。
3.受託試験
試験所が製品をお預かりし、依頼企業は立会なしで試験を実施。
この中でも確実性の観点から、立会試験が主流となっています。 しかし、立会試験は出張費や人的リソースなどのコストや、移動や立会などの時間の面で依頼企業に負担がかかりやすい形態です。
また新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大により、移動に伴うリスクや不特定多数の方との接触を最小限にとどめた経済活動が、今後も求められていくことが想定されます。
■これから主流となる第4の製品試験の形
このような状況から、今注目を集めているのがリモートでの立会試験です。
「遠隔立会試験」「バーチャル立会試験」「リモート立会試験」など各社によって呼称はさまざまですが、いずれもリモートによるライブ動画提供やオンラインコミュニケーションによって遠隔から試験に立ち会うことができる試験の形態です。
このリモート立会試験は、従来の3つの形態とは異なる、新たな第4の形態といえます。
メリットとしては、依頼企業の移動時間やコストの削減、人的リソースの削減などが挙げられます。
また、最小限の立会人数で対応が可能なことから、新しい生活様式、ソーシャルディスタンス、オンラインビジネスなどにも適しています。
■テュフズードのリモート立会試験とは
テュフズードでは、遠隔でEMC試験を行うリモート立会試験サービスを実施しています。
出張に関わるコストや時間面での負担が大きいとお感じの企業様に、その負担を少しでも軽減し、効率的に当社の山形県米沢市にある「米沢試験所」をご利用いただくための動画提供サービスです。
Teamsなどのオンライン会議システムを用いて、試験セットアップ時と試験中のエラー発生時の2つの重要な場面の電波暗室内の映像をライブでご提供します。お客様はエンジニアが操作するカメラを通して装置の状況を確認することができます。
試験セットアップが複雑な場合なども、担当の試験エンジニアとコミュニケーションを取りながら、指示を出すことも可能です。
●試験の流れ
●メリット
移動コストや時間の削減、人的リソースの削減が可能です。
例えば東京から来られて直接立ち会う場合は、往復5時間と米沢試験所での拘束時間8時間で、計13時間かかるところ、リモート立会試験サービスであれば、遠隔から1〜2時間の試験のセットアップとエラー確認だけで済ませることが可能です。
出張経費についても、往復の新幹線代は一人当たり2万円ほどで、さらに宿泊を伴う場合はホテル代が必要になります。本サービスであれば出張費は一切かかりません。
エラーの状況は、開発部門・品質保証部門など、拠点の異なる複数のメンバーで確認することができることも大きなメリットです。
まとめ
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