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テュフズードより年次決算のご報告

2024会計年度:大幅な利益増を達成

2024会計年度:大幅な利益増を達成

2025.05.12

テュフズードはデジタル化とサステナビリティに注力しています。国際的な試験・検査・認証(TIC)プロバイダーであるテュフズードは、2024年の売上高を前年比9.2%増の34億ユーロと大幅に伸ばし、支払金利前税引前利益 (EBIT)は2億1,660万ユーロとほぼ前年度の水準に達しています。2024年度のテュフズードの従業員数は全世界で約3万人、その半数以上がドイツ以外の国で勤務しています。 

  • 安定したビジネスモデル:売上高34億2900万ユーロ、利益(EBIT)2億1660万ユーロ
  • 全分野:全地域にわたる成長
  • 未来への投資:戦略的買収と試験所施設の拡充
  • 成長市場への注力:デジタル化とサステナビリティ 

CEO TÜV SÜD AGテュフズードは、試験・検査・認証(TIC)サービスを提供する国際的な大手企業の一つです。テュフズードの取締役会長Dr. Johannes Bussmannは、次のように述べています。「2024会計年度、当社は世界的に成長し想定していた目標をすべて達成しました。現在も続いている危機と不確実性を考慮すれば、これは当然のことではありません。テュフズードのポジションを強化および拡大するために、私たちはコアコンピタンスとコア市場に注力し、デジタル化やサステナビリティなど、将来を見据えた重要なテーマに投資しています。」 

2024年度、テュフズードの売上高は前年度比9.2%増の34億2,900万ユーロと大幅に増加し、利益(EBIT)はほぼ横ばいの2億1,660万ユーロとなりました。「テュフズードは2024年に、いくつかの戦略的買収、グローバルな試験所施設の拡充、および会社の近代化のための重要な変革プロジェクトであるFORWARDイニシアチブに投資したため、この結果には満足しています」とDr. Bussmannは語っています。さらに、テュフズードの歴史上最大のデジタル化プロジェクトであるOPEnが開始されました。 

Sabine Nitzsche, CFO TÜV SÜD幅広い分野で成長

「特に喜ばしいは、すべての分野および地域が成長を牽引したことです。」こう語るのはテュフズードAG 取締役/CFOであるSabine Nitzscheです。産業(INDUSTRY)、自動車(MOBILITY)、認証(CERTIFICATION)の3分野はそれぞれ企業収益の約3分の1を占めています。産業部門(従業員数:約7,900人)の2024年の売上高は、前年比10.2%増の11億3,800万ユーロでした。CFOによると、自動車部門(従業員数:約7,000人)も前年比10.1%増の2桁成長を達成し、11億8,200万ユーロの売上高を計上しました。認証部門(従業員数:約9,300人)の売上高は11億2,200万ユーロで前年比6.8%増でした。他の部門と比較して成長がやや鈍化した要因のひとつに、欧州医療機器規則(MDR)導入の遅れがあげられます。 

2024年、テュフズードはすべての地域で成長しました。ドイツを含む欧州で構成される欧州地域は、今回も企業収益が最も高い地域となりました。「欧州地域は26億600万ユーロで、2024年度のテュフズードグループ売上高の約4分の3を占めています」とNitzsche氏は報告しています。これは前年比8.5%の増加です。アメリカ地域は7.4%増の2億1,230万ユーロ、アジア地域は13.3%増の6億1,100万ユーロと2桁の成長を記録しました。 

未来への投資

テュフズードは、その順調な発展を継続させるため、複数の企業買収、グローバルな試験所施設の近代化および拡張、革新的なサービスの開発および進歩、従業員の研修および教育に投資しました。 

企業買収は、コアコンピタンスとコア市場に重点を置いたものでした。スウェーデンCarspect Groupの買収は、自動車部門におけるテュフズードの国際化戦略を継続させるためでした。Carspect Groupは、スウェーデン、エストニアおよびラトビアで定期的な技術検査(PTI)およびその他の車両関連検査サービスを提供しています。デンマークでは、Domutech Groupを買収しました。Domutech Groupは、建物検査、エネルギー認証、住宅および商業物件向けの技術ベースのソリューションを提供する主要なプロバイダーであり、これによりスカンジナビアのサステナブルな建築市場へのアクセスも確保しました。 

プロセスとサービスのデジタル化 

2024年、テュフズードは会社の近代化のために総額1億5,050万ユーロを投資しました。この投資では、自社のプロセスのデジタル化、革新的なサービスの開発、グローバルな試験所施設の拡充、ドイツ国内のテュフズードサービスセンターのエネルギー効率の近代化、ミュンヘンの「アルゴリズム」ビルなどの新しい建設プロジェクトの中心にサステナビリティを据えることに重点を置いています。  

「テュフズードのサービスをさらに発展させるために、デジタル化とサステナビリティを時代の重要な課題として捉えています。必要な変革のプロセスにおいて、お客様に最善のサポートを提供することを目指しています」とDr. Bussmannは説明しています。テュフズードのポートフォリオには、サイバーセキュリティ関連サービスや、人工知能(AI)の安全かつ責任ある利用のためのサポートが含まれており、すでに医療機器や医療アプリケーションにおけるAIの専門評価で業界をリードするプロバイダーとなっています。 

テュフズードはまた、デジタル化を利用して独自のサービスを向上させています。例えば、テュフズードの専門家は、「リビングラボ」として設計されたテクニカルサービスセンターで、自動車の定期検査にデジタルツールを使用する試験を行っており、風力タービンの試験には、ドローンとAIベースのナビゲーションおよび分析ソフトウェアを賢く組み合わせて使用しています。 

サステナビリティの分野における新たな機会 

現在の世界的な政治情勢を背景に、気候保護とサステナビリティは、一部の国ではもはやもうそれほど重視されていません。「それでも、私たちの社会と経済がよりサステナブルな方向に向かうことを避けては通れません。この分野で新たな機会を開拓できると確信しています」とDr. Bussmannは語っています。 

2024年、テュフズードはサステナビリティサービスにターゲットを絞って拡大してきました。その広範なサービスには、企業および製品のカーボンフットプリントの設定と検証、環境マネジメントシステムの監査と認証、そして先駆的なテュフズード規格に準拠した「グリーン水素」および「ブルー水素」認証などが含まれています。これらは気候変動に優しいクリーンエネルギーの市場性に重要な貢献をしています。 

 またテュフズードは、IEEE Standards Organization Associationと提携し、SustainMobilityイニシアチブの一環として、サステナブルなモビリティの統合評価フレームワークを開発しています。 

「私たちは、サステナビリティに関して業界をリードし、お客様から選ばれるパートナーでありたいのです」とDr. Bussmannは強調しています。これには、業界全体とそのバリューチェーン全体にサステナビリティを根付かせるという目標も含まれています。ミュンヘンの 「アルゴリズム 」ビルを含め、近年の主要な新築の建物は、すべてその建設時に定められた可能な限り最高のエネルギー基準を満たしています。さらに、テュフズードはオフィスの近代化を継続し、2024年には太陽光発電システムを設置しました。 

テュフズードのサステナビリティへの取り組みは、近年、世界をリードするビジネス持続可能性評価プロバイダーであるEcoVadisによって評価されています。「業界の先駆者のひとつとして、Science Based Target Initiative(SBTi)規格に準拠したネットゼロ排出の達成にも取り組んでいます。この目標のため、テュフズードはSBTiによって検証された科学的根拠に基づく気候目標を定義しました」とDr. Bussmannは述べています。 

人材への注力 – トレーニングが未来を保証する

2024年、テュフズードの従業員数は約3万人に増加し、そのうち50%以上がドイツ国外で勤務しています。人員の増加は、新規雇用の増加と複数の企業買収の両方によるものです。世界的な人材獲得競争の中で、テュフズードはターゲットを絞った人事戦略を推進し、従業員の継続的なトレーニングと能力開発に投資しています。2024年には、延日数で約129,000日分のトレーニングが実施されました。これは従業員1人当たり平均34時間に相当します。 

Dr. Bussmannは未来に対しても自信を持っています。「FORWARDイニシアチブ、OPEnプロジェクト、サステナビリティの重視、サービスポートフォリオの継続的な開発、そして従業員の能力開発により、テュフズードは未来に向かって正しい道を歩むことができるのです。」

 

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