News

テュフズード、東レ 4拠点にISCC PLUS認証(持続可能性カーボン認証)を発行

マスバランス方式による国際的な認証制度

マスバランス方式による国際的な認証制度

2024.02.28

Tokyo/Japan. 国際的な第三者認証機関であるテュフズードの日本法人テュフズードジャパン(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:アンドレア・コシャ)は、東レ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:大矢光雄)の名古屋事業場、東海工場、岡崎工場、千葉工場に対し、ISCC PLUS認証書を発行しました。

TUV SUD issues ISCC PLUS certification to Toray企業にとって、サステナビリティへの取り組みを経営戦略に織り込み、企業活動を行うことは重要な課題です。近年、再生可能な原材料に柔軟に代替していく「マスバランス方式」が注目されています。ISCC PLUS認証はマスバランス方式による国際的な認証制度であり、あらゆる種類のバイオマス、廃棄物、残渣、非バイオマス再生可能エネルギー、再生炭素原料等を対象としています。

このたびテュフズードは、東レ株式会社の名古屋事業場(愛知県名古屋市)、東海工場(愛知県東海市)、岡崎工場(愛知県岡崎市)、千葉工場(千葉県市原市)に対し、それぞれISCC PLUS認証書を発行しました。これらの工場は、今回の認証取得により、バイオマス原料またはリサイクル原料をマスバランス方式で割り当てて使用し、再生可能な素材を生産、供給することが可能になりました。

今後もテュフズードジャパンは、サステナビリティ関連サービスを通じて、脱炭素やサーキュラーエコノミーに向けた組織および製品づくりに貢献していきます。

写真左から:東レ株式会社 マーケティング部門 環境ソリューション室長 勅使川原ゆりこ氏、テュフズードジャパン株式会社 代表取締役社長 アンドレア・コシャ、東レ株式会社 樹脂・ケミカルサステナビリティ・イノベーション推進室長 野見山浩一氏


ISCC PLUS認証とは

マスバランス方式(物質収支方式)による国際的な認証制度です。対象は、食品、飼料、化学物質、プラスチック、包装材、繊維製品、再生可能エネルギー源を使用するプロセスから得られる再生可能原材・素材・製品等です。国際的かつ任意の認証スキームで、バイオエコノミー・サーキュラーエコノミーに適用されます。あらゆる種類のバイオマス、廃棄物、残渣、非バイオマス再生可能エネルギー、再生炭素原料等を認証できるのも特長です。サステナビリティにおける自社の優位性を示せる認証として、国内外で注目を集めています。

ISCC PLUS 認証の詳細はこちら

ISCC PLUS認証(持続可能性カーボン認証)基礎セミナー

プレスリリースのダウンロードはこちら(PDF)

次のステップ

Site Selector