テュフズードジャパン、第一電通社製サーボナットランナー・サ ーボプレスに機能安全認証を発行

業界初、産業機器の機能安全認証で最高レベルの SIL3、カテゴリ 3 を取得

業界初、産業機器の機能安全認証で最高レベルの SIL3、カテゴリ 3 を取得

2023.06.27

国際的な第三者認証機関であるテュフズードの日本法人テュフズードジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:アンドレア・コシャ)は、第一電通株式会社(本社:東京都調布市、代表取締役社長:城井正通)のサーボナットランナーおよびサーボプレスに対し、機能安全認証を発行しました。産業機器の機能安全認証で最高レベルの SIL3 と、カテゴリ 3 が発行されるのは産業機器向けナットランナーで初めてです。

電子制御化が進む製造業において、安全上のリスクを許容可能なレベルまで低減するための「機能安全(Functional Safety)」の考え方は、法規制や認証の形で取り入れられています。たとえば STO(Safe Torque Off、セーフトルクオフ)はその一つで、「電気・電子的に、安全に回転を止める」ための安全機能であり、国際規格 IEC 61800-5-2 で定められています。  

第一電通1このたびテュフズードジャパンは、サーボナットランナーなどの自動締付装置・自動圧入装置のリーディングカンパニーである第一電通株式会社の製品に対し、機能安全認証 STO(IEC 
61800-5-2) SIL3 およびカテゴリ 3 を発行しました。認証の取得対象は、同社のサーボナットランナーAFC3000 およびサーボプレス DSP3000 です。同製品は自動車などの製造工程において、特に重要部位の組立自動化に使用されます。

SIL(SIL: Safety Integrity Level)とは、国際規格で定められる機能安全の安全度水準で、リスクレベルに見合った信頼性および安全性の尺度です。CAT は、ISO 13849-1 で規定される安全カテゴリを示します。今回第一電通社製品が取得した機能安全認証は、産業機器で求められる最高レベルの SIL3 と、カテゴリ 3 です。同認証は、認証取得製品の高い安全性と信頼性を国際的に証明します。

 

今後もテュフズードジャパンは、機能安全に関する各種認証、試験、トレーニングサービスを通じて、国内の製造業者に対し製品品質の安全と向上に貢献していきます。 

 

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