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テュフズードからのお知らせ:EU玩具安全規則、欧州議会で承認

2025.12.05

EU玩具安全規則が欧州議会で承認されました。

欧州議会は、EU加盟27か国が合意した玩具安全規制を承認しました。新たな規制はEU域内のこどもをより効果的に保護することを目的としています。新規則はEU官報の掲載されてから20日後に発効します。加盟国と業界には実施に向けた54カ月の移行期間が設けられています。

玩具安全規則(Toy Safety Regulation/TSR)は、主に化学物質や防腐剤に関するより厳しい要件を課しています。また、体内や環境に蓄積し分解が非常に困難な「永遠の化学物質」と呼ばれるPFASを禁止しています。製造業者は玩具を市場に出す前に、化学的、物理的、機械的、電気的な危険を含むすべての潜在的リスクについて安全性評価を実施する必要があります。この評価には、玩具の可燃性、衛生状態、放射能に加え、子どもが特に脆弱で保護を必要とする側面も含まれます。新たに導入されるのは、すべての玩具に安全規則への適合を証明するためのデジタル製品パスポートです。

この規則は、製造業者、輸入業者、販売業者、サービス提供者の義務についても明確にしています。オンラインマーケットプレイスは、販売者がCEマーキング、安全警告、デジタル製品パスポートを表示できるようにプラットフォームを設計する必要があります。

 

まとめ

化学物質に対するより厳しい要件

  • 発がん性・変異原性・生殖有害物質(CMR)の禁止範囲を拡大
  • 内分泌かく乱物質、呼吸器・皮膚・臓器に有害な化学物質も対象
  • PFASや危険なビスフェノールの意図的使用を禁止
  • 3歳未満向けや口に入れる玩具へのアレルギー原性香料の使用禁止


安全性評価

  • 化学的・物理的・機械的・電気的危険を含む総合的な安全評価を義務化
  • 可燃性、衛生性、放射能検査に加え、子どもの脆弱性やデジタル玩具のメンタルリスクも考慮


デジタル製品パスポート

  • 全玩具にDPPを義務付け、QRコード等で安全情報にアクセス可能
  • トレーサビリティ強化、税関検査や市場監視を効率化


経済事業者とオンラインショップの義務

  • 製造業者は分かりやすい警告表示、リスク発生時の迅速な通知・是正措置を義務化
  • オンラインマーケットプレイスはCEマーキング、安全警告、DPP表示を可能にする仕組みを構築
    適合しない玩具はDSA(デジタルサービス法)の下で「違法コンテンツ」と見なされる

 

関連リンク

欧州議会ニュース:玩具の安全性:子どもの健康保護を強化するための新しい規則を議会が採択(英語)

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