ビルディング・オートメーション・システムのコンポーネント試験・認証 -ANSI/ASHRAE135(DIN EN ISO16484-5)準拠
ビルディング・オートメーション・システムのコンポーネント試験・認証 -ANSI/ASHRAE135(DIN EN ISO16484-5)準拠
ビルディング・オートメーションは、ビルや不動産を効率的かつ持続的に管理し、必要な接続性を確保するために不可欠です。この技術が成功するためには、ビルディングオートメーションシステムのすべてのコンポーネント間のスムーズで標準化された通信が不可欠です。それを可能にするのがBACnet通信プロトコルです。
BTLロゴ(BTL=BACnet試験機関)およびANSI/ASHRAE135(DIN EN ISO16484-5)に準拠したBACnet適合証明書は、コンポーネント間の通信が実際に機能することを証明するものです。当社の認定BACnet試験所は、お客様が関連する基準を満たすためのお手伝いをさせていただきます。
BTL認定BACnet試験ラボとして、私たちは、フィールド、オートメーションまたは管理レベル用に製品が開発されているかどうかにかかわらず、BACnet適合性についてビルディングオートメーションシステムのすべてのコンポーネントを評価することができます。センサーやアクチュエータからアプリケーション固有のコントローラ(B-ASC、B-AAC)、フリープログラマブルシステムDDC(B-BC)、管理運用機器(B-AWSまたはB-OWS)まで、すべての機能デバイスをサポートしています。
ANSI/ASHRAE135.1(DIN EN ISO16484-6)規格は、試験が比較可能で再現性があることを保証するために、試験方法を定めています。試験が正常に完了すると、試験報告書が発行されます。製造業者は、この試験報告書を、BACnet試験所が実施する試験・認証を監督する総括組織であるBTLに提出することができます。
文書の正式な審査が完了すると、BTL証明書が発行され、お客様の製品が規格のすべての関連要求事項に適合していることが証明されます。また、証明書には、BTLロゴを製品に貼付する資格が記載されています。さらにBTLは、その製品を「Listed of Tested Products(試験済み製品リスト)」に掲載します。認証プロセスの詳細については、以下をご参照ください。
必須ではないものの、ANSI/ASHRAE135(DIN EN ISO16484-5)に準拠したBACnet製品のBTL認定は、競合他社に対して大きなメリットをもたらします。たとえば、第三者による品質証明書を取得することで、お客様に製品の品質の高さをアピールすることができます。
(公共の)不動産建設プロジェクトの入札では、機器に関連するBTLロゴを付けることがますます求められています。また、プロジェクトによっては、国内、地域、地方自治体(AMEV)の「機械・電気作業部会」が発行したAMEV認証など、さらなる証拠を提出しなければならない場合もあります。これらの証拠は、認定されたBACnet試験機関が実施する第三者適合認証に基づいています。
o 設計・開発段階(プレテスト)を通じた製品試験。事前試験を行うことで、設計・開発段階から適切な部分試験でお客様をサポートします。 これらのテストも規格に基づいています。しかし、適合性評価(フルテスト)とは異なり、試験所で繰り返し適合性評価を受ける必要はないため、不適合が発生した場合の時間とコスト削減につながります。
o 将来のBACnet評価および認証プロセスの基準の一つである、製品のEPICS作成を包括的にサポート。
o 実施されたBACnetプロトコルの適合性評価を行い、規格に従った完全性を確認。
o BTL試験・認証のプロセス全体におけるサポート。
テュフズードの認証・評価サービスは、DIN EN ISO17025に基づく当社の認定の下で提供されます。そのため、試験、評価、認証および結果の文書化において、プレミアムな品質を確保しています。
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