ニュース・メディア

テュフズード、モビリティ分野初のIEC 62443認証をシーメンス・モビリティ社に発行

国際的な第三者認証機関であるテュフズード(本部:ドイツ・ミュンヘン)は、産業用制御システム向けサイバーセキュリティ規格IEC 62443シリーズの認証を、モビリティ分野に対して初めて発行しました。モビリティ分野初の3件の認証はシーメンス・モビリティ社に発行され、様々な鉄道車両とその鉄道インフラストラクチャーのコンポーネントとソリューションが対象となっています。

First IEC 62443 certificates for the mobility industry国際標準規格IEC 62443シリーズは、サイバーフィジカルシステム(CPS)の産業用制御システム向けサイバーセキュリティを確保するためのフレームワークを確立しています。IEC 62443シリーズは、産業用ネットワークのサイバーリスクを最小限に抑えるように設計されており、製造業者、インテグレーター、オペレーターが自社のシステム、コンポーネント、機器のサイバーセキュリティを確保できるフレームワークです。

IEC 62443の認証は、自社の製品やソリューションが最新のセキュリティ規格に準拠していることを顧客やビジネスパートナーに対して示すことができます。シーメンス・モビリティ社にとってIEC 62443認証は、デジタル時代における輸送のサイバーセキュリティに貢献する重要なステップとなります。

2022年9月にベルリンで開催された国際鉄道技術専門見本市InnoTrans2022で、シーメンス・モビリティ社に認証書が授与されました。授与式では、Walter Reithmaier (テュフズードプロダクトサービス CEO)が、シーメンスとテュフズードのパートナーシップを強調しました。両社は「Charter of Trust」のメンバーとして、業界およびビジネスにおけるサイバーセキュリティの意識を高め、向上させるためのグローバルな基準や規則の策定に取り組んできました。

Walter Reithmaierは次の通り述べています。「この認証書は、この不安定な時代において、テュフズードがより高いサイバーセキュリティのために顧客をサポートし、協働していることを示すものです。シーメンス・モビリティ社は、これらのテュフズードの認証によって、サイバーセキュリティ製品とソリューションの成熟度を実証し、業界を主導していくでしょう。」

テュフズードは、高度な専門家チームを擁し、産業用ソフトウェア、コンポーネント、機器などのサイバーセキュリティ対応するTICサービスを提供するリーディングサプライヤーのひとつです。当社は、顧客のデジタルジャーニーを成功に導き、効果的なものとするために、長年にわたり世界中の顧客をサポートしてきました。

IEC 62443認証書について

今回シーメンス・モビリティ社に発行した3つの認証のうち、一つ目は、IEC 62443-2-4およびIEC 62443-3-3規格に準拠しており、鉄道車両の統合および保守プロセスのためのセキュリティプログラムを対象としています。この認証プロセスには、新規プロジェクトの基礎として使用できる事前に定義されたセキュリティ対策を備えた技術的な青写真の開発が含まれています。
他の2つの認証は、それぞれ「Train IT Security Gateway」と「Core Shield Data Capture Unit」製品で、IEC 62443-4-1およびIEC 62443-4-2規格の要求事項を網羅しています。特に、両製品の設計と開発がセキュア開発ライフサイクル(the secure development lifecycle :SDL)プロセスに適合していることを保証することに注意を払いました。

 

本ニュースはテュフズード(本部:ドイツ・ミュンヘン)のプレスリリースを翻訳したものです。

原文(英語)はこちら:TÜV SÜD CERTIFIES SOLUTIONS FOR CRITICAL INFRASTRUCTURES IN ACCORDANCE WITH THE IEC 62443 STANDARD FOR INDUSTRIAL CYBER SECURITY

テュフズードジャパンの産業用制御システム向けサイバーセキュリティサービスはこちら

次のステップ

Site Selector