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新たな国際標準規格 ISO/ASTM 52920 と認証サービスについて解説

国際的な第三者認証機関であるテュフズードは、国際標準規格 ISO/ASTM 52920に沿ったアディティブマニュファクチャリング(AM)製造サイト認証について改めて解説しました。この規格は、AM技術を用いて製品や部品を作る製造サイトを対象に、AMの品質保証に関する要求事項を規定したものです。

アディティブマニュファクチャリング(積層造形、3Dプリンティング、以下AM)に関する各種サービスを提供しています。国際標準規格 ISO/ASTM 52920に沿ったAM製造サイト認証も、提供サービスの一つです。

ISO/ASTM 52920とは、AM技術を用いて製品や部品を作るAM製造サイト(社内の製造部門または受託製造会社)を対象に、AMの品質保証に関する要求事項を規定したもので、AMサプライチェーンのための国際標準規格ISO/ASTM 52920シリーズにおける重要な規格の一つといえます。このたび、テュフズードのAM主任監査員が本規格について解説しました。


ジモン・シュラーギントヴァイト氏(テュフズードプロダクトサービス AM主任監査員)は、次の通り述べています。「このISO/ASTM 52920を使用することで、AM製造サイト(社内のAM製造部門またはAM受託製造会社)はサプライヤー監査を大幅に効率化することができます。この規格により、監査プロセスが容易になり、サプライチェーン全体で最終製品に要求されるAM品質を確保することができます。」
 
原材料や造形装置の校正にほんのわずかな基準外があるだけで、製造結果の安定性に悪影響を及ぼす可能性があります。このような背景から、ISO/ASTM 52920は、プロセスチェーンとAM製造サイトのプロセス、両方における品質変動要因を定義しています。このISO/ASTM 52920は、「AM体制の運用能力」、「品質保証」、「部品要求の検証」の3つの主項目に分かれています。副項目には、造形データの準備、システムのセットアップ、後工程が含まれます。その他の重要な節としては、継続的改善プロセス、部品の仕様、バリデーション計画などがあります。

製品別ではなく製造工程からの品質保証アプローチ

このISO/ASTM 52920は、品質保証について製品ごとのアプローチではなく、製造工程からのアプローチを採用しており、自動車、鉄道、航空宇宙、医療機器、他 規制産業にも適しています。この規格は、ISO/ASTM 52900に含まれるすべてのAM技術に適用され、ISO/TC 261「Additive Manufacturing」、CEN/TC 438フランス規格協会AFNOR(Association Françoise de Normalization)「Additive Manufacturing Processes」技術委員会が幹事、およびASTM International技術委員会F42の協力のもとに策定されました。また、ドイツ規格協会 DIN Standards Committee Technology of Materialsの「Additive Manufacturing」作業委員会も策定に参加しました。

AMの品質保証分野におきまして、ユーザー、顧客、メーカーを支援しています。その具体的な例としては、AMの人材開発研修、AMプロセスの構築、AM製品調達仕様の策定、原材料の受入・取り扱い規定の策定に始まり、標準化、再現可能な品質ほかの課題を含みます。弊社のAMエキスパートは、幅広い業界の経験を持ち、DIN SPEC 17071のような標準規格の策定プロジェクトにも参加しています。

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