テュフズードジャパンは、国内電波法関連サービスや無線特性試験サービスを、5Gの本命とされるSA(スタンドアローン)方式の対応機器向けに新たに提供開始しました。
昨年より第5世代移動通信システム(5G)の商用サービスが開始され、2021年度中には5G SA(スタンドアローン)方式を導入してサービスを提供することが大手通信キャリアから発表されています。
5G SA方式は、4G基地局を介する5G NSA(ノンスタンドアローン)方式とは異なり、5G基地局が単独で動作します(図)。また5G SA方式からは「高速大容量通信」「超低遅延」「多数端末接続」という3つのメリットを享受することができ、VR/ARや先進医療、自動運転など様々な5Gのサービスやユースケースの広がりが期待されることから、5Gの本命と言われています。
テュフズードジャパンは総務大臣より認可を受けた登録証明機関として、2009年より数多くの電波法試験・認証実績を重ねてきました。2019年からは5G 基地局シミュレータを国内試験所*に所有し、5G電波法関連サービスおよび無線特性試験サービスを提供開始しています。
このたび5G SA方式対応機器がサービス対象製品に加わったことで、当社の5G関連サービスはさらに幅広いものとなりました。今後もテュフズードジャパンは無線規制におけるエキスパートとして、5Gの基盤構築と発展に貢献していきます。
*テュフズードジャパン株式会社 米沢試験所(山形県米沢市)にて所有
**エミッション(電気機器から放出される不要な電気的ノイズ)を測定する試験
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