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欧州:廃棄物指令(Waste Framework Directive: WFD)動向, 成形品に含まれる高度懸念物質の通知に関して

 

2020年4月―関連製品:電子機械、生活用品、衣料品、おもちゃ及び子供用製品

欧州委員会が定めた廃棄物枠組指令[1]の改定[2]により、202115日から、成形品の供給者は、成形品に重量比0.1%w/w)を超える高懸念物質(SVHC)が含まれている場合、欧州化学機関(ECHA)が管理するSCIPデータベース[3]に情報を提出することが義務付けられます。 

本改定の目的は、特定の製品のサプライチェーンにおいて、当該製品のライフサイクルの最後までに情報の流れを促進することを目的としています。SCIPデータベースで集められた情報は、廃棄物処理業者だけでなく、情報の開示を要求する消費者にも開示することになります。

「成形品」という用語は廃棄物枠組指令内では定義されていませんが、本改定では、REACH規則内の「生産時に与えられる特定な形状、表面又はデザインがその化学組成よりも大きく機能を決定する物体」という定義を引用しました。具体的な例として、衣類、履物、おもちゃ、電化製品、家具などがあります。

一つ注意すべき点は、WFDSCIPに通知する義務は、REACHSVHC通知義務[4]と異なるということです。REACHSVHC通知義務は、成形品中のSVHCの濃度が0.1%(w/w)を超え、かつEU域内への年間輸入量の総トン数が1トンを超える場合に発生します。一方で、WFDの通知義務はREACHSVHCサプライチェーン伝達義務と同じく、成形品中のSVHCの濃度が0.1%(w/w)を超える時点で発生します。

WFDの新しい通知義務はすべての成形品供給者に適用されます。つまり、EU市場に商品を販売するためのサプライチェーンの輸入業者、商品生産者、流通業者、その他の関係者を含むすべての業者が該当します。この義務は輸入品とEU域内で生産されたものに区別なく適用します。

WFDは、EU域内での適切な廃棄物管理(廃棄物の防止、再利用、リサイクル)を促進するための法的枠組みです。 201512月に欧州委員会で提案された循環型経済政策パッケージ[5]に基づいた、このWFDの改定は、化学物質、成形品、廃棄物により良い法的なインターフェースを提供します。

テュフズードジャパンは、今後も継続的にニュースレターやセミナーを通じてSCIPデータベースの最新情報をご提供します。また、WFDの新しい通知義務に必要なSVHC検出サービスを承っておりますので、ご興味のある方は是非 [email protected] までご連絡ください。

 

--- 関連リンク ---

[1] Waste Framework Directive 2008/98/EC (consolidated version)

[2] Directive (EU) 2018/851 – Amendment to Waste Framework Directive

[3] SCIP database

[4] REACH Notification obligation of articles

[5] EC Press release in December 2015 - Closing the loop: Commission adopts ambitious new Circular Economy Package to boost competitiveness, create jobs and generate sustainable growth

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