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テュフズードジャパン、ブルーライト比率の認証サービスを提供開始
国際的な第三者認証機関であるテュフズードの日本法人テュフズードジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:ディーター・エッカート)は、2020年7月より、ブルーライト比率の認証サービスを提供開始しました。本サービスはパソコン、テレビ、スマートフォンなどを対象に、国際的な規格にもとづき試験を行い、ブルーライト比率がパーセンテージ表示された認証マークを付与するサービスです。
表示媒体は紙媒体からディスプレイへの移行が目覚ましく、同時に人々のブルーライトへの関心が高まっています。ブルーライトは眼精疲労等に影響すると言われており、その対策として、多くの企業が発光側の対策(機器の低ブルーライトモード機能やフィルターの貼付など)や、受光側の対策(ブルーライトをカットするメガネなど)を提案しています。しかし、多様なブルーライト対策製品が豊富に存在することは、消費者にとっては優れた製品の識別が難しい状況であることを同時に意味します。
そこでテュフズードジャパンは、液晶ディスプレイ(LEDバックライト)やLEDディスプレイを用いた製品等を対象に、ブルーライト比率*を試験し、認証するサービスを提供開始しました。本サービスは19年9月よりテュフズード台湾のラボで開始しており、複数の国際的なIEC/EN規格にもとづき、客観的な立場で製品の安全性を評価するサービスです。
本サービスの大きな特徴は、認証マークにおけるブルーライト比率のパーセンテージ表記です(下記「認証マークの特徴」を参照)。ブルーライト比率は25%以下であることを最低要件とし、そのグレードを10% / 15% / 20% / 25% と5%刻みで細かく表示します。これにより、機器メーカーは製品のブルーライト比率を具体的に示すことができ、消費者はそれを識別することができます。テュフズードジャパンは今後も市場ニーズに合わせたサービスと共に、信頼を提供し続けます。
*ブルーライト率とは
製品のブルーライト含有量を評価する際の相対的概念です。ブルーライト比率は、太陽光で25%前後、一般的な白色LEDで35%前後です。テュフズードではブルーライト比率を次の通り算出しており、グレードは試験結果に基づきます:
ブルーライト率(%)=青色光放射照度(400~500nm)/全放射照度(300~700nm)×100%
【サービス名称】
ブルーライト比率の認証サービス
【内容】
国際的なIEC/EN規格に基づいたテュフズードの認証サービスです。
以下4つの基準をもとにブルーライト比率に関する試験を実施し、認証マークを提供します。またオプションとして、フリッカーの測定試験および認証マークへの記載も可能です。
1.製品安全性:IEC/ENなどの国際規格や、国や地域の要求事項(例:IEC/EN 60950-1, IEC/EN 62368-1)にもとづく安全要件を満たしていること。
2.光生物学的安全性:EN 62471に規定されている除外グループの要求事項を満たしていること。
3.UVを含有しないこと: 紫外領域の光を発しておらず、EN 62471に規定された要件を満たしていること。
4.評価手法: テュフズードが設けるディスプレイ測定システムにもとづき評価する。
【認証マークの特徴】
・国際的な認証マークとして知られているテュフズードのオクタゴン
・10% / 15% / 20% / 25% でブルーライト比率を表示
【対象】
・液晶ディスプレイ(LEDバックライト)およびLEDディスプレイを用いた製品、その他情報機器端末やAV機器の製造業者、販売者
・製品例: テレビ、携帯電話、PC、外付けディスプレイ
※お客様製品カテゴリは「電気・電子機器/情報通信機器」、弊社サービスは「製品安全試験/認証」をご選択ください。
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