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23 October 2019
国際的な第三者認証機関であるテュフズードは、シンガポール国立大学のアディティブマニュファクチャリングセンター (AM.NUS:NUS Centre for Additive Manufacturing)との間で、臨床試験のための3D プリンティングによる医療インプラントの研究開発活動を促進するための覚書を締結しました。
シンガポール国立大学 アディティブマニュファクチャリングセンター (以下、AM.NUS )は、患者の転帰を改善し、生活をより良いものに変える革新的な製品を医療分野に提供することを目指しています。当センターでは、患者個別に対応する医療に3Dプリンティング技術を適用し、医療用アディティブマニュファクチャリング(3D プリンティング・積層造形)における全く新しい次元の探求に努めています。
テュフズードは、第三者試験認証機関として、認証、検査、監査の分野で適切な専門知識を提供し、医療業界とも密接に連携しています。テュフズードはAM.NUSと提携し、医療機器の品質管理システム ISO 13485認証、アディティブマニュファクチャリング関連の認証、アディティブマニュファクチャリング独自の品質保証要求事項に関するナレッジを提供します。AM.NUSは、アディティブマニュファクチャリングの設計開発機能とISO13485の認証を有するシンガポール初の施設になる予定です。これらの認証は、臨床試験用として3Dプリンティングによる金属インプラントを製作するシンガポール国立大学工学部に設置されているセンターの施設に適用されます。
調印式でRichard Hong 氏(TÜV SÜD ASEAN, CEO)は次のように述べています。「アディティブマニュファクチャリングは、限界を押し広げることを可能にし、医療機器の製造に変革をもたらしています。この提携により、テュフズードは、3Dプリンティング技術を用いた臨床試験用 金属製インプラントが製作可能な設計開発組織を認証する最初の企業となる予定であり、AM.NUSとの協業を大変嬉しく思っています。」
Jerry Fuh Ying-His教授(AM.NUS所長、シンガポール国立大学工学部機械工学科)は次のように述べています。「アディティブマニュファクチャリング技術は、発展途上国の医療へのアクセスを容易にする大きなチャンスと考えられます。これは、患者個別に対応する医療製品を設計するための重要なステップです。したがって、これらの製品を開発する際には、関連する国際標準規格の要求を満たすことが不可欠です。テュフズードとのパートナーシップは、関連する国際標準規格の適合を進め、ASEAN地域での基盤を構築し、強化していく上で戦略的に重要です。」
AM.NUSとテュフズードの覚書により、両者は、医療用インプラントへの3Dプリンティング技術適用における研究開発の新境地を開拓するため、緊密な連携のもと取り組みを行っていきます。
写真: 着席左:Richard Hong(TÜV SÜD ASEAN CEO)、着席右:Teo Kie Leong教授(シンガポール国立大学工学部 研究部副学部長)、
後列左から:Chee Hong Tat氏(上級国務大臣、通商産業大臣、教育大臣)、Ulrich A Sante博士(ドイツ連邦共和国大使館大使)、Holger Lindner(テュフズード プロダクトサービス部門 CEO)、Lim Jui博士(NTU-NTUitive Pte. Ltd. CEO)
テュフズード iAM(積層造形・3Dプリンティング) サービス ラインナップ
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